【ぴよログ×Python】離乳食マップをクエスト化した話|情報が多すぎる問題を自分でさばく

【ぴよログ×Python】離乳食マップをクエスト化した話|情報が多すぎる問題を自分でさばく IT
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離乳食の「情報が多すぎる問題」をPythonで解決した話です。コードはGitHubリポジトリ(piyolog-viz)に置いています。

この記事でわかること

  • 離乳食の「食材情報ありすぎ問題」をどう整理したか
  • ぴよログの記録をもとに「クリア済み食材」を自動で管理するアイデア
  • 夫との「次に何を試すか」の共有をどうシンプルにしたか

はじめに:参照先が多すぎて、何が正解かわからなくなりました

離乳食を始めてすぐ気づいたのが、参照すべき情報が多すぎるという問題でした。

  • 保育園からもらった離乳食マップ(月齢別の食材リスト)
  • ぴよログアプリ内の離乳食タブ
  • 自治体の母子手帳についてきた食材導入ガイド
  • ネットで調べた「ゴックン期におすすめ食材」

どれも同じようなことを言っているのですが、微妙に表記が違います。「にんじん」「人参」「にんじんペースト」は全部同じ食材なのに、どこかで一度試したかどうかが判然としなくなってきました。あちこちに書いてある情報を突き合わせて「これはもうやった」「これはまだ」と確認する作業が、思ったよりずっと面倒でした。「あれ、しらすってもうやったっけ?」と毎回悩むのがじわじわストレスになっていたのです。

ぴよログの離乳食タブでも記録はできるのですが、月齢をまたいで「全体でどこまで進んだか」を俯瞰する画面がほしかった。そこでPythonで自分用のマップを作ることにしました。

夫との連携という課題

わが家では日常の買い物と料理はほぼ夫が担当しています。離乳食の食材調達も自然と夫がやってくれることになりました。ありがたいのですが、「次に何を試せばいい食材か」を毎回伝えるのが手間でした。

しらすひとつとっても、「しらすって普通買わないよね」という話になります。普段の献立に登場しない食材を月齢に合わせてちょっとずつ導入していくのは、計画なしではうまく回りません。「今週どこかでしらすを使う料理を作ってほしい」と伝えようとするたびに、自分でもどのタイミングで何を導入すべきか頭の中を整理し直す必要があって、それが「次何やる?」という小さな悩みとして毎回のしかかってきました。

クエストっぽくしたかった

正直なところ、管理ツールとして必要というだけではなく、ゲームのスキルツリーみたいに「解放された食材」が増えていくのが楽しそうだという動機も大きかったです。

保育園のマップは紙でもらったもので、試したら自分でチェックを入れる形式でした。悪くはないのですが、「試した日付」や「アレルギー反応がなかったか」といった情報を紐づけたいと思うと、紙ではすぐ限界が来ます。デジタルで管理して、クリア済みの食材がひと目でわかるビジュアルにしたかった。「今週はこのエリアを攻略した」という達成感が、離乳食という地味に大変な作業を続けるモチベーションになりました。

やったこと

ぴよログに「離乳食 にんじん OK」のように記録を残しておくと、スクリプトが自動的に「にんじん = 導入済み」として認識してマップに反映されます。ぴよログへの記録がそのままマップに反映されるので、別アプリに二重入力する手間がありません。

マップの構成はこんなイメージです。

  • 月齢ステージ(ゴックン期・モグモグ期・カミカミ期・パクパク期)ごとに食材を分類
  • 導入済みはチェック済みスタイルで表示
  • 未導入のうち「次に試せる候補」は目立つ色で強調
  • アレルゲン食材はさらに別色でマーク
離乳食マップ。ゴックン期とモグモグ期の食材が並び、クリア済みが緑で表示されている。
実際の食材マップ(ゴックン期 + モグモグ期)

これをHTMLで出力して夫とGoogle Driveで共有することにしました。毎週の買い出しのときに夫がさっと確認できるので、「今週何試す?」という会話が「じゃあしらす入れてみようか」くらいにシンプルになりました。

工夫したこと:表記ゆれとの戦い

ぴよログは自由入力なので、同じ食材でも「にんじん」「人参」「ニンジン」「にんじんペースト」などが混在しがちです。自分の記録ですらゆれるので、他の家族が入力したらさらにカオスになります。

対策として、エイリアス辞書を作りました。「このキーワードが含まれていたらこの食材として扱う」という対応表を地道に育てていくイメージです。完璧ではありませんが、「漏れに気づいたらここに追記する」という運用で十分回っています。

アレルゲン食材は色分けして強調しました

卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ——特定原材料の8品目は、マップ上で色を変えて目立たせました。

離乳食の鉄則として「アレルゲンの可能性がある食材は平日の昼に試す」というものがあります。何かあったときにすぐ小児科に行ける時間帯、ということです。マップを見て「今日試そうとしているのがアレルゲン食材だ」とすぐ気づければ、「今日は休日だからやめておこう」という判断もしやすくなります。

次におすすめ機能が地味に便利

「次におすすめの食材」セクション。米粉・さつまいも・玉ねぎ・りんご・しらすが並ぶ。
次に試せる食材がカテゴリ別に提案される

毎朝離乳食の準備をするとき、マップを開いて「今日は何にしようか」と眺めるのが小さな習慣になりました。夫も「次に買うものが見えている」状態で買い出しに行けるようになったので、普段使わない食材を見落とすことが減りました。しらすも、リストに「次の候補」として出ているとちゃんと買ってきてくれます。

まとめ

  • 複数の参照先を一本化したことで、「あれどこに書いてあったっけ」という確認コストがなくなりました
  • クリア済みがひと目でわかるビジュアルにしたことで、進捗の実感が生まれました
  • 夫への「次に買うもの」の共有ツールとしても機能しました
  • アレルゲン食材の色分けで、試すタイミングの判断がしやすくなりました

コードはGitHub(piyolog-viz)に置いています。

次の記事では、うんちの時間帯や回数をタイムライン形式で可視化した話を書いています。

▶ 第1回:【ぴよログ×Python】成長・睡眠・授乳の推移グラフと「うんちアラート」を作った話
▶ 第3回:【ぴよログ×Python】1日のタイムラインを可視化した話

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