予定帝王切開+里帰りなし+親サポートなし、という条件で32週から準備した出産準備の実例を共有します。自分用に作った準備リストを記事末尾にExcelで公開しているので、よかったら使ってみてください。無料です。
この記事でわかること
- 予定帝王切開+里帰りなし+親サポートなしという条件での出産準備の実例
- 産前準備で焦らないための「めやす」の考え方
- 実際に用意してよかったもの・なくてもなんとかなったもの
- 配布Excelの構成と使い方
私の状況と、なぜリストを作ったか
最初に前提を共有します。同じ条件の方ほど参考になるはずです。
- 2025年10月、39週で出産(第一子)
- 36週で骨盤位の診断が降りて計画帝王切開に決定(それまでは計画無痛分娩予定)
- 里帰りなし。親のサポートもなし(両親とも働いているため)
- 産後2日目から子どもが別病院のNICUに入院。入院中の母子同室で使う想定だったものは、結果として私は使っていません(普通の産後であれば必要なはず、という前提でリストには残しています)
- 食洗機・ロボット掃除機・ドラム式洗濯乾燥機といった時短家電は妊娠前に整えてあります。本記事では出産用の準備に絞ります
リストを作った理由
出産準備の情報はあふれています。雑誌やネット、先輩ママの話を聞くと、あれもこれも必要だと言われ、気がつくと大量の買い物リストができあがります。
ただ、実際に必要なものは自分の条件とライフスタイルで大きく変わります。計画帝王切開と自然分娩では陣痛バッグの中身が変わりますし、里帰りの有無で退院後の準備範囲が変わります。
私がリストを作ったのは、焦って買いすぎないためでした。前もって準備しすぎて結局使わなかった、という状況は避けたい。代わりに、「産前必須のもの」「様子を見て決められるもの」を整理して、夫と認識を合わせるための土台にしようと考えました。
32週頃から情報を集め始めて、夫と相談しながら1つずつ判断していきました。
3つの「めやす」で分けて整理した
私は数ある出産準備品をいつまでに必要かのめやすで分けてみました。この「めやす」で分類することで、産前にやるべきことと後回しでよいことが明確になります。
入院まで(産前必須):陣痛バッグ・入院バッグに入れるもの。産前に揃えないと間に合わないもの。
退院後〜1か月:退院時に家に必要なものや、産院滞在中にAmazonでポチって退院後に届けば間に合うもの。試供品で銘柄決めをしてから本購入するなどを想定しているもの。
1か月以降:ベビーカー・抱っこ紐・バウンサー等、比較的高額で、産後の生活と子の個性を見てから決めた方がよいもの。
実際の準備で工夫したこと
入院バッグは分けた
いわゆる陣痛バッグと入院バッグを作りました。私の場合はどちらにしても計画分娩だったので、以下の観点で分けました。
- 陣痛バッグ:産前の入院期間用に加え、予定外の陣痛が起こる可能性に備えて破水セットも含む
- 入院バッグ:産後の入院期間用
計画分娩であれば産院からスケジュールと持ち物リストがもらえると思うので、それと突き合わせながら中身を決めました。
試供品でいったん凌ぐものを決めた
産前に試供品や産院からいただけるので事前に買わなかったアイテムをまとめました。
- 新生児用おむつ:試供品(メリーズ・ムーニー・グーン・パンパース)と産院でもらえるおむつ銘柄を全部試してから
- おしりふき:こちらも試供品をベースに試して決定
- ミルク:母乳がどれくらい出るか不明だったので、産前購入はせず。事前に産院にメーカーだけ聞いておいた
- 母乳パッド:こちらも母乳が出るか不明だったのと、サンプルをかき集めて10ペアくらいになったのでそれだけでOKにした
- ベビーソープ・ベビーローション:入院中に産院で使ったものを参考に、入院中に購入
赤ちゃんの肌質と自分の使い勝手で合う合わないが大きいので、試供品で見極める価値はあります。
「動かせる新生児コーナー」を作った
寝室・リビング・洗面所と、新生児のお世話は家中で発生します。各部屋にモノを分散させると管理が大変なので、IKEAのベビーワゴンに必要品を集約して、必要な部屋に転がして移動するスタイルにしました。
ワゴンの中身はセリアのバスケット(中・大)で仕切ると、おむつ・着替え・スキンケア用品が混ざりません。100均で十分です。
振り返り:準備してよかったもの・なくてもなんとかなったもの
入院中、用意しておいて助かったもの
- 冷えピタ・ホットアイマスク・湿潤マスク:入院中のリラックスに良かったです。乾燥した病室で重宝しました
- S字フック(強力磁石つき):ベッド周りの収納に必須
- ノイズキャンセリングイヤホン:個室でも音がいろいろ聞こえるので(帝王切開だとナースステーションに近い部屋に配置されることも多いです)、1日目はとにかく寝るのに必須でした
- iPad:暇つぶしと夫との連絡
産後、用意しておいて助かったもの
- 電動鼻吸い器(ピジョン):保育園入園後に大活躍。用意しておいてよかったけど急がなくていい。
- 手動搾乳機(メデラ):たまたま手動のものを産前にいただいていました。NICU入院で冷凍母乳を用意することになったので、これは事前にあってよかった。(なお、手首限界になり後日電動買ってます)
- 除菌・乾燥機(pochitto):哺乳瓶の管理がとても楽でした。使ったら突っ込むルールにしておくと消毒したかどうかをいちいち気にしなくてよくて楽
- 使い捨てガーゼ:普通のガーゼハンカチを大量に買うより、使い捨てを併用する方が洗濯が減って楽でした
帝王切開ならではの「不要」だったもの
陣痛バッグでよく勧められますが、計画帝王切開では使わなかったものです。
- ゼリー飲料・軽食:手術前は固形物NGでした。陣痛中の補給が前提のアイテムなので、計画帝王切開なら不要
- 抱き枕:耐える時間がない前提なので持参なし
- お菓子:こちらも陣痛に耐える時間がない前提なので持参なし(そもそも事前に食べる時間がない&産後は固形物禁止…泣)
産院にあって持参不要だったもの
- 着圧ソックス・スリッパ・パジャマ:産院で全部用意があった
- 延長コード:これも産院に備え付けあり
- 産褥パッド:必要なら産院の売店で買える
産院によって備品は違うので、入院前に持ち物リストを確認しましょう。
代用で済んだもの
- 吸水シート:ペットシーツで代用
- ドライシャンプー:マツキヨの汗拭きシートで代用
代用品を選ぶときの基準は「家にすでに似たものがあるか」「子育て期に流用できるか」でした。ペットシーツはおむつ替えシーツとしても後で使えるので、無駄になりませんでした。
退院直後はなくてもなんとかなったもの
- ベビーベッド:座布団+バスタオルでやり過ごしました。お世話フローがこなれてきた頃、キッズ用布団を買いました。
- 哺乳瓶洗剤:大人の洗剤と同じものを利用(ヤシノミ)
- ベビースケール:母乳で授乳量を測りたい場面はありましたが、なくても育てられています。産後ケアとかでこまめに測ってもらいました。
- 授乳クッション:手持ちの抱き枕で兼用できたので個別に購入なし
- ベビー用まくら:使う機会がなく終了
- おむつ袋収納:浅めのトートバッグで代用可能
このあたりは専用品を買うか代用するかで悩む場面が多いですが、まずは家にあるもので試してみて、不便だったら買うくらいの順番で無駄が出にくかったです。
1か月以降に「様子見」から判断したもの
このフェーズのアイテムは、子の個性とライフスタイルが見えてから決めた方が失敗が少ないです。私の場合、産前は全部「様子見」にしておいて、産後に1つずつ判断しました。
結果的に買ったもの
- ベビーカー:1か月健診後に子供の体型にあわせて準備
- 布製の抱っこ紐:新生児期の寝かしつけに重宝
- バウンサー:1か月以内はふにゃふにゃで乗せられない。その後は置き場所として便利。
- おしゃぶり:泣き対策のトライとして購入。うちの子には効果なしでしたが、試す価値はあった
- プーメリー:新生児期から大活躍
- ニトリの授乳用ライト:夜間のおむつ替えと授乳で利用
結局「様子見」のままのもの
- 電動ベビーラック(ネムリラ)
- プレイマット
- 抱っこ紐セカンド(ヒップシート)
- バンボ
このあたりは月齢が進んでから判断します。いまのところなくてもなんとかなっています。
配布するExcelの構成と使い方
ここまで紹介した実例をそのままExcelにまとめたものを公開しています。よかったら使ってみてください。無料です。
リストアップしたアイテムは全部で117品。入院前時点の私の判断内訳はこうでした。
- 準備完了:64品
- 様子見(産後に判断):30品
- 準備中(入院前後に検討):8品
- 不要(買わないと決めた):15品
「焦って全部買わなくていい」と書いた通り、入院前の時点で「様子見」が30品あります。産前に判断を保留したことで、無駄な出費を減らせた実感があります。
クリックするとGoogleドライブに自分用のコピーが作成されます。Googleアカウントが必要です。
シート構成
シートは2枚です。
「記入用テンプレート」シート:あなた専用の記入欄。空欄になっているステータスとメモを埋めて使ってください。
「satosmemo記入例」シート:私が実際にどう判断したかが入っています。同じ条件の方は、こちらの判断をたたき台にして自分用に修正していくのが楽です。
列構成
列は6つに絞っています。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| 準備のめやす | 入院まで/退院後〜1か月/1か月以降 |
| 置き場所 | 陣痛バッグ・入院バッグ・ベビーワゴン・キッチン等 |
| 品名 | 具体的なアイテム名 |
| 入院時 | 入院時点での状態 |
| 1か月時点 | 産後1か月時点での状態 |
| メモ | 商品名・代替案・気づき |
ステータス
4種類のプルダウンから選べます。
- 準備完了:用意できた、または家にあって使えた
- 準備中:購入予定・候補検討中
- 様子見:必要になったら買う、まだ判断保留
- 不要:買わない・代替で済んだ
「不要」を選ぶと行全体がグレーアウトされるので、視覚的に「これは買わなくていい」が一目でわかります。
おすすめの使い方
- まずsatosmemo記入例シートを見て、自分の条件と近い判断を確認する
- 記入用テンプレートシートに移って、自分の状況でステータスを埋めていく
- 「様子見」を積極的に使って、産前に買いすぎないようにする
- 産後、実際に必要になったタイミングで1つずつ「準備完了」にしていく
まとめ:焦って買わなくていい
出産準備で一番大きい学びは、焦って買わなくていいものが思った以上に多いということでした。
- 産院で用意があるもの
- 試供品で銘柄決めできるもの
- 子の個性で必要かどうか変わるもの
これらを産前に「とりあえず買っておく」と、使わずに終わるリスクがあります。一方で、産前必須のもの(陣痛バッグ・入院バッグ・退院時に必要なもの)は、しっかり揃えておかないと後で困ります。
このメリハリをつけるのに、配布したExcelが役に立てば嬉しいです。
具体的な商品レビュー(コニー抱っこ紐・リッチェルバウンサー・電動鼻吸い器・除菌乾燥機など)は、別記事でカテゴリごとにまとめる予定です。
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