【体験談】保活でやってよかったこと・知っておけばよかったこと|0歳4月入園・共働き家庭の実例(千葉市)

育児×AI・IT活用
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2025年10月に第一子が生まれ、翌年4月の0歳クラス入園を目指して保活をしました。初めてのことだらけで、「何から調べればいいのか」「いつまでに何をすればいいのか」がまったくわからないところからのスタートでした。

産後は体力も集中力もガタ落ちで、書類を読むのも一苦労でした。それでもなんとか徒歩圏内の保育園に入れたので、やってよかったことと、もっと早く知りたかったことをまとめます。同じように悩んでいる共働き家庭の方の参考になればうれしいです。

この記事で紹介した見学管理シートは、テンプレートとして無料配布しています。NotebookLMで候補リストを作る手順つきで解説しているので、ぜひ活用してみてください。
【無料配布】保育園見学管理シート|保活で実際に使ったExcelテンプレート


この記事でわかること

  • 0歳4月入園を目指すときの、妊娠後期〜申込までの動き方
  • 産後でも保活情報を無理なく処理する方法(NotebookLM活用)
  • 育児コンシェルジュ相談を最大限使い倒す戦略的な活用法
  • 見学で園の何を見ればいいか、先輩夫婦の実例

うちの保活、結果からいうと

第一志望の一番近い園は落ちました。近所に新しいマンションができて、そこからのご家庭が一気に増えたようで、思ったより激しい争いになりました。事前準備をしてのんびり構えていたら、最後の最後でちょっと焦る展開になりましたが、なんとか第二志望の徒歩圏内の園に入れてホッとしています。


保活タイムライン:いつ何をしたか

0歳4月入園・保活タイムライン(妊娠後期〜入園までの流れ)
時期 やったこと
🗓 妊娠後期(8月ごろ〜) 情報収集・NotebookLMで資料読み込み・書類事前入手
👀 9月中旬 見学2園・育児コンシェルジュ相談
👶 10月 出産・勤務証明書の会社依頼
📝 11月 電子申請で申込(締切)
📬 翌年2月 選考結果の通知
🏫 4月 入園・慣らし保育開始

妊娠後期となる8月ごろから動き始めました。これより遅いと出産予定日間近となり、出産準備や早産の可能性を考えると保育園準備に費やすのはちょっと厳しかったと思います。特に見学の予約と書類入手は、産後にしわ寄せが来る前に動き出しておいてよかったことのひとつです。


やってよかったこと

申し込み書類は前年度分を早めにもらう

保育園の申し込み書類は、本来は申込期間にならないと配布されません。ただ、前年度分なら早めにもらえます

産後ケアの登録など、別の用件で役所に行くタイミングがあれば、そのときに「保育園の申し込み書類もほしい」と一声かけるのが効率的です。担当窓口が違う場合もあるので、迷わず聞いてみてください。

前年度分といっても内容はほぼ同じで、書き方や構成を把握するのに十分使えます。産後の体力が落ちている時期に書類とにらめっこするより、妊娠中に一度目を通しておくだけで、申込期間の焦りがぐっと減りました。


産後の情報収集にNotebookLMを使う

産後は、画面の文字が読みにくくなります。PC上に表示された電子文書を読もうとすると、なぜか目が滑るんです。これは産後あるあるらしく、私もなかなか難儀しました。

最初は紙でもらって線を引きながら読む方法でしのいでいたのですが、ある時点でNotebookLMを使うようになって、一気に楽になりました。

NotebookLMとは、Googleが提供する無料のAIノートブックツールです。PDFや文書を「ソース」として読み込ませると、その内容を元に要約・質問応答をしてくれます。

NotebookLMに保活資料を読み込ませて要約・質問する流れを示した図

読み込ませた資料

  • 千葉市の保育園・認定こども園の利用案内(PDF)
  • 申し込みスケジュール・必要書類・選考基準(指数)・施設一覧など
  • 市の育児サポートサービス一覧(市HP)
  • 産後ケア・エンゼルヘルパー・病児保育などの情報
育児支援情報のノートブックでチャットしているNotebookLMの画面

これらをNotebookLMに放り込むと、好きな質問で要約してもらえます。たとえば「認定こども園と認可保育園の違いは?」と聞けば、読み込んだ資料をもとにすぐ説明してくれます。「調整指数って何?」「申込に必要な書類は?」といった素朴な疑問も、ひとつひとつ検索せずに済むのが快適でした。

さらに、「うちの居住地・就労状況でどんな施設が候補になるか」というスペックをプロンプトに入れると、条件に合う施設リストを出力してくれます。

NotebookLMが出力した千葉市内の0歳児受け入れ可能な認可保育施設リスト

その出力をもとにExcelで見学管理リストを作りました。施設名・種別・受け入れ状況・開所時間・徒歩距離などを一覧化して、見学後の印象も同じシートに記録していました。このシートはテンプレートとして無料配布しています。

NotebookLMの出力をもとに作成した保育園見学候補管理スプレッドシート

NotebookLMは夫と共有できます。 共有リンクを送るだけで夫が同じ資料・同じ会話を見ながら確認できるのも便利でした。「この園どう思う?」の会話が、同じ情報をベースにできるのが良かったです。


見学は早めに動くが、人気園の現実を知っておく

「早めに見学を」とよく言われますが、人気園には現実があります。

うちが候補にした2園はどちらも人気園で、見学予約の受付スタート日にひたすら電話をかけ続けました。予約開始の時間になっても回線がつながらず、みんな同じタイミングで電話をかけているからです。結局50回ほど発信してようやくつながり、それでも第三希望の日程になってしまいました。出産が近づく9月中旬にギリギリ滑り込んだ形です。

早めに動こうとしても、園の都合でそもそも予約できる時期が決まっています。「予約開始日に全力で電話する」という心構えで臨んでください。開始日時は必ずカレンダーに入れておきましょう。

見学当日、私は臨月のお腹を抱えて夫と一緒に行きました。 他の参加者を見回すと、妊娠中の人はほぼいなくて、抱っこ紐で小さいこどもを連れた方が多い印象でした。夫婦参加も思ったより多く、夫は「結構夫婦で来てる人いるんだね」と驚いていました。あなたもその一人ですよ、と心の中で思いながら見学しました。


育児コンシェルジュ相談を戦略的に使う

育児コンシェルジュとは、自治体が設置している育児に関する無料の専門相談窓口のことです。保活については、点数(指数)の見積もりや、希望する園への入りやすさを具体的に相談できます。

ただし、役所窓口の予約は思ったより取りにくいです。 私が8月はじめに試みたときはすでに9月末まで予約が埋まっていて、窓口では相談できませんでした。

代わりに活用したのが出張育児コンシェルジュです。地域の子育て支援センターや商業施設に出向いてくれる出張型の相談会で、こちらは比較的空きがありました。開催日程をこまめに確認して、タイミングよく滑り込めた形です。

さて、私が相談したのは9月中旬、見学2園の間の日です。ここで学んだのは、「今の点数で希望の園に入れそうか」は考えるより聞いた方がずっと早いということでした。

フルタイム共働きは最近かなり増えていて、点数だけでは差がつかないケースも多いです。「今年は実際どうなのか」という感覚値は、コンシェルジュに直接聞かないと出てきません。

もう一つ、オフレコ気味にこんな話も教えてもらいました。

書類上は待機が多く見える人気園でも、「点数が低い人が育休延長を狙って1園だけ書いている」ケースがある。書類上の競争率が実態より高く見えることがある。

本当かどうかは確認しようがないのですが、「実際の倍率はもう少し低いかもしれない」という視点は戦略を組む上でひとつの参考になりました。ただし、地区によって状況は全然違うので鵜呑みは厳禁です。あくまで仮説として持っておく程度に。

また、福利厚生サービスのベネフィット・ステーションにも保活相談に近いサービスがある場合があります(私は使いませんでしたが)。会社の福利厚生として加入している方は一度確認してみてください。


勤務証明書は産前に窓口を確認しておく

保育園の入園申請には、勤務証明書が必要です。会社に発行してもらう書類で、勤務時間が指数(点数)に直接影響するため、内容の確認も含めて早めに動くことをおすすめします。

ここで少し詰まったのが「そもそもどうやって発行してもらうのか」がわからなかった点です。私は職場のワーママ先輩グループに聞いて解決しました。夫は人事部への相談からスタートしていたので、会社によって窓口がバラバラだと実感しました。

産後は体力的にも精神的にも余裕がなくなります。「どこに頼めばいいか」「どんな項目を書いてもらう必要があるか」を産前に把握しておくだけで、申込期間の動きがずいぶん楽になります。


申請は電子申請で完結した

最終的な申請は電子申請で行いました。最初は紙で書き始めていたのですが、うちの市が電子申請に対応していたので切り替えました。

添付書類もほぼデータでアップロードできます。唯一、こどもの1日の過ごし方など手書きが必要なページは、紙に書いてスキャンしてアップロードすればOKでした。郵送や窓口持参が不要なので、産後の外出が難しい時期にはありがたかったです。お住まいの自治体が電子申請に対応しているかどうか、早めに確認してみてください。


園の絞り方:ハードとソフトの2軸で考える

保育園選びのハード面とソフト面の2軸マトリクス図

うちの園選びは、大きく「ハード面」と「ソフト面」の2軸で考えました。

ハード面(スペック):条件で絞る

  • 0歳クラスからの受け入れがある
  • 園庭があってのびのび遊べる環境
  • 家から徒歩圏内

ソフト面(見学で確認):雰囲気で見る

  • 先生方が大きな声であいさつしている
  • こどもが先生に自然に甘えている場面がある
  • 園長先生とこどもが普通に話している

ソフト面の条件は、行ってみないと絶対にわかりません。第一子で保育園未経験の夫婦が「良い園の条件」を言語化するのは難しいので、さっさと見学に行ってしまうのが正解です。

園庭にこだわった理由

私たち夫婦はどちらも、子ども時代に園庭で走り回った記憶があります。こどもにも同じ経験をさせたいという気持ちが強くありました。

大きな声を出しても怒られない場所って、意外と大事だと思っています。これは完全に「うちのこだわり」なので、価値観は人それぞれです。ただ、こういった「親としての軸」を見学前に夫婦で話し合っておくと、見学後の意見交換がしやすくなります。

第三者評価もチェックしておく

「第三者評価」とは、保育園が外部の評価機関から保育の質を審査してもらう制度です。受審・公表が義務ではないため、やっているかどうかで園の姿勢の一端がわかります。

千葉県の評価結果は千葉県のサイトで公開されていて、無料で閲覧できます。見学前にざっと目を通しておくと、現地で確認したいポイントが絞りやすくなります。

見学管理リストに入れておくと便利な観点

うちはNotebookLMの出力をもとにExcelで見学管理リストを作りました。実際に使った観点を箇条書きにしておきます。

スペック系(事前調査で埋める)
– 施設の種別(認可保育園・認定こども園・小規模保育事業所)
– 0歳児受け入れ状況・定員・待機数
– 開所時間
– おむつサブスク・ミルク対応の有無
– 連絡手段(アプリ・紙連絡帳)
– 公式サイトURL・第三者評価の有無(直近の受審年)
– 自宅からの徒歩距離・時間

見学当日に確認する観点
– 先生の挨拶の声・こどもへの接し方
– こどもが先生に甘えているか
– 園長先生とこどもの距離感
– 年間行事の内容(運動会・発表会・保護者参加頻度)
– 育児コンシェルジュからもらった情報との一致

見学後に記録する欄
– 夫婦それぞれの印象・気になった点
– コンシェルジュへの確認メモ

あえて重視しなかったこと

  • おむつ・布団のサブスクの有無
  • 連絡帳のアプリ化

親側の手間を減らすための条件なので、優先度を下げました。結果的に選んだ園が両方対応していたのでラッキーでしたが、これは結果論です。

後から知ったのですが、おむつの処理に自治体補助が出るようになるなど、入園後にアップデートされることもあります。入れてしまえば実態がわかるので、最初から必須条件にしなくてもいいかなと今は思っています。


見学後は夫婦でかならず話し合う

見学後に夫婦で良かった点・気になった点を話し合うことを強くおすすめします。

保育方針の「すり合わせ」をしておかないと、先生への依頼事やトラブル対応で夫婦間にズレが出ます。「厳しくしつけてほしい」「のびのびさせてほしい」という感覚は、意外と夫婦でずれていることがあります。見学のタイミングは「夫婦で同じものを見て話せる」貴重な機会なので、感想を共有する時間を意識して作りました。実際に話してみると、夫と私で気になったポイントが全然違っていて、それ自体が収穫でした。


まとめ:保活は「情報戦」より「戦略」

  • 書類と情報は早めに入手。産後は体力・集中力ともに下がるため、妊娠中に動き出せるだけ動く
  • NotebookLMは産後の情報処理に効く。資料を読み込ませて夫婦で共有するのもおすすめ
  • 育児コンシェルジュは早めに相談。点数の実感値と園の実態は、ネットより直接聞く方が早い
  • 見学は予約開始日に全力で電話。人気園は開始直後に埋まります
  • 勤務証明書の窓口を事前確認。会社によって対応が違うので、産前に確認を

保活は情報戦と言われますが、私が感じたのは「戦略」だということです。今の点数で、今年、自分たちが希望する園に入れるかどうかを現実的に見極める。その判断材料を自分から取りにいく動きが、一番大事だったと思っています。

第一志望の園は落ちましたが、後悔はありません。準備できることはやりきったという感覚があるので、結果として徒歩圏内に入れたことに素直にホッとしています。

保育園内定後の復職準備については、【復職準備】育休から職場復帰するためにやったこと全部まとめにまとめています。あわせて参考にしてみてください。


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